Bovensiepen 05 GT front

ボーベンジーペンは、アルピナがかつて占めていた地位を引き継ぐ事実上の名前として、自らを位置づけることに余念がありません。アルピナを支えた家族によって創設されたことを考えれば、当然のことでしょう。最新作である05 GTは、より強力なパワーと、フランク・スティーブンソンが手掛けた格段に洗練されたフェイスを備えたBMW M5ツーリングです。まさに、名称以外は新しいアルピナB5 GTと言えるでしょう。

E39のようなBMWエグゼクティブカーの優雅さにおいては敵いませんが、フロントもリアもM5よりもはるかに目に優しいデザインです。21インチホイールでさえ、M5のどのオプションよりも派手さが抑えられています。

内部にもかなりの改良が施されており、パワーは717馬力から790馬力に、トルクは737lb ftから811lb ftに向上しています。また、アイバッハのスプリング、特注のストラットタワーバー、改良されたサポートベアリングも採用されています。車両重量2480kgにもかかわらず、0-62mph加速は3.6秒未満、最高速度は190mphに達すると謳われています。ボーベンジーペンが施した変更の一つは、軽量化にも貢献しています。アクラポヴィッチエキゾーストは、05のサウンドを向上させるだけでなく、7.8kgの軽量化を実現しています。まるでピラミッドからレンガを削り取るようなものです。

Bovensiepen 05 GT rear

17万ポンド以上(ええ、本当です)という価格に見合うよう、内装は素材の面でグレードアップされています。シフトパドルは特注の削り出しアルミ製で、シートパネルからカップホルダーやiDriveコントローラーの周りのトリムに至るまで、レザーが張り巡らされています。キャビンのレザーは、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア北部産の最高品質のラヴァリーナ素材です。カスタマイズオプションも無数に用意されています。ご希望であれば、ラゲッジルーム全体をアルカンターラでトリミングし、毎週の買い物袋の最大限のグリップ力を確保することも可能です。

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新しいBMW M5ツーリングは、私たちの期待に応えられませんでした。数ヶ月にわたるテストや、より優れたマシンとの比較を経るにつれ、その鈍重さが次第に明らかになったのです。巨大で重く、無数のダイナミックシステムと、それを洗練するためにBMW Mが行った広範なキャリブレーション作業も、その質量にもかかわらずM5を真に優れた乗り心地と走りを持つスーパーエステートカーにすることには成功しませんでした。もしかすると、ボーベンジーペン05 GTの方が理にかなっているのかもしれません…

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