6月2日、文遠知行WeRide(NASDAQ: WRD、HKEX: 0800)とUber(NYSE: UBER)は、マドリードにてスペイン初の商業用Robotaxi実証サービスを開始する計画を発表した。これは両社が初めて欧州市場に共同参入することを意味し、マドリードは文遠知行のRobotaxiが運行する世界で12番目の都市となる。

2017年の設立以来、文遠知行は中国の広州、北京、さらにシンガポール、アラブ首長国連邦のアブダビとドバイ、サウジアラビアのリヤド、スイスのチューリッヒなど、複数の海外主要市場に展開してきた。今回のマドリード進出により、Robotaxiのグローバル展開をさらに拡大する。
関係者によると、マドリード自治州政府の支援のもと、この商業用Robotaxiサービスは年内に正式開始される予定である。その際、地元ユーザーはUberアプリを通じてワンタップで文遠知行のRobotaxiを呼び出すことができる。運行開始当初は、専門的な訓練を受けた安全運転員が車両に同乗する。将来的には、主要な運航指標が段階的に達成されるにつれ、文遠知行、AVOMO、Uberはさらに数百台のRobotaxiを投入し、完全無人Robotaxiサービスをマドリードの中心市街地に拡大することを約束している。
本プロジェクトは、文遠知行とUberが中東市場で成功を収めた協力経験を継承したものである。両社はすでにアブダビとドバイで完全無人Robotaxiの商業運航を実施している。今回の展開は、文遠知行の軽資産運営戦略も反映している。すなわち、Robotaxi車両には文遠知行の自動運転技術が搭載され、日常運営はMoove Cars Group傘下のAVOMOが担当する。同社は、米国アトランタとオースティンにおけるUberの車両運営パートナーでもある。
マドリードは、旺盛な移動需要、大規模な人口基盤、そして積極的かつ友好的な政策環境を備え、欧州で最も商業的可能性の高いRobotaxi市場の一つと見なされている。2025年5月には、文遠知行とUberが「今後5年間で新たに15の国際都市にRobotaxiサービスを展開する」と発表していた。マドリードプロジェクトの開始により、両社は4都市での展開を完了し、残り11都市については2030年までに順次カバーする予定である。協力計画に基づき、両社は世界全体で数万台のRobotaxiを展開する。
