ブルームバーグ通信によると、トヨタ自動車はインドに3番目となる完成車組立工場を新設し、現地の拡大する市場需要に対応するとともに、周辺国への輸出を強化する方針だ。

トヨタ、インドに3番目の工場を建設 新型SUVを生産へ

世界最大の自動車メーカーである同社は5月11日、新工場で約2,800人の雇用を創出すると発表した。工場はインド・マハラシュトラ州の工業団地に建設され、ムンバイから内陸に300キロメートル以上離れた場所に位置する。トヨタはインドの現地パートナーと共に、2029年前半に同工場で未発表の新型SUVの生産を開始し、初年度の年間生産能力は10万台とする計画だ。

この新工場は、トヨタとパートナーであるキルロスカー・グループがインドで既に運営する2つの既存工場に加わる。既存の2工場はインド南東部のバンガロール近郊に位置する。トヨタ・キルロスカー・モーターの昨年の販売台数は前年比19%増の388,801台と過去最高を記録し、輸出台数は同42%増の3万7,000台を突破した。

インド自動車工業会(SIAM)のデータによると、インドの昨年の新車総販売台数は前年比5%増加し、乗用車販売台数は449万台と過去最高を記録した。乗用車の輸出台数は同16%増の86万3,000台と過去最高となり、主にアフリカ、中南米、中東向けの輸出が牽引した。

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