自動車情報 2026年6月22日、小米汽車(Xiaomi Auto)は、同社の純電気SUV「YU7 GT」が10分29秒483のタイムで、世界初となるニュルブルクリンク北コースの自動運転ラップレコードを達成したと発表した。

小米汽車、YU7 GTが世界初のニュルブルクリンク自動運転ラップレコードを達成と発表

これに先立つ2026年5月21日、小米汽車はYU7シリーズの全面改良版を正式に発表。スタンダード版と高性能フラッグシップモデル「YU7 GT」をラインアップした。YU7 GTの価格は38万9900元(約780万円)。最新世代の三電技術(モーター・バッテリー・電子制御)とマスター級のシャシーチューニングを搭載し、オプションでサーキット向けプロフェッショナルパッケージも選択可能。

エクステリアでは、YU7 GTはスポーティな強化デザインを採用。295mmのリアワイドタイヤ、一体型フロントスポイラー、リアアクティブディフューザーを装備し、ファミリー共通の十字型ヘッドランプとリングテールランプの組み合わせを継承。ボディカラーはチェリーレッド、オブシディアンブラック、チタニウムメタル、パールホワイト、ボルケーノグレーの5色を用意。ユーザーは21インチの二層鍛造ホイールをオプションで選択でき、視覚効果と操縦性能を向上させることができる。また、24K金カーボンファイバーエンブレムやカーボンファイバードアミラーなどの専用パッケージも装備される。

シャシーとブレーキシステムに関して、YU7 GTは「蛟龍(ジャオロン)シャシー マスターエディション」を搭載。デュアルバルブCDCダンパー、75mmの調整範囲を持つクローズドデュアルチャンバーエアサスペンション、そしてレーシング技術に由来するeLSD(電子制御リミテッドスリップデフ)を採用し、ミリ秒単位で後軸左右輪のトルクを能動的に配分する。ブレーキシステムはXiaomi SU7 Ultraと共通で、Akebono製フロント6ポットキャリパーと同クラス最大サイズのカーボンセラミックブレーキディスクを組み合わせ、公表値では100-0km/hの制動距離は32.9メートル。

本モデルは、小米汽車欧州研究開発センターの技術専門家が深く関与し、2年にわたるチューニングを経て開発された。ニュルブルクリンク北コースにおいて、YU7 GTはサーキットパッケージを装着した状態で7分22秒755のラップタイムを記録し、既存のSUVクラス記録を14秒更新。ポルシェ・カイエン ターボGTとのコーナリング比較では、YU7 GTが32勝17敗1分けの成績を収めた。

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