ガソリン価格の高騰が続く中、車の所有者たちは続々と新エネルギー車へとシフトしており、トヨタは意外な形でその恩恵を受け、3月の電気自動車販売台数は倍増を達成した。

トヨタはこれまで、自動車メーカーの中で電気自動車に全面的に賭けることを避けてきた代表的なブランドだったが、今般、米イラン情勢による国際的な石油・ガス価格の高騰によって恩恵を受けることとなった。

この日本の自動車メーカーは月曜日、3月の世界での純電気自動車(BEV)販売台数が3万5525台に達し、前年同月比で139%増加したと発表した。

高ガソリン価格が市場での電気自動車需要を刺激した影響もあり、3月はトヨタにとって過去最高の月間電気自動車販売台数を記録した。

中でもトヨタの地元である日本市場での伸びが最も顕著で、3月の電気自動車販売台数は約3500台と、2025年同月比で4117%の急増となった。海外市場での純電気自動車販売台数は3万2000台に達し、こちらも前年同月比で倍増した。

欧州市場では、トヨタの第1四半期の純電気自動車販売台数が前年同期比85%増となり、累計で2万5640台を販売。主力の好調な販売モデルは改良型bZ4Xである。

高ガソリン価格は世界的に消費者の購入意欲を喚起しており、トヨタが改良型bZ4Xを投入したことで、市場の需要はさらに大きく拡大した。

改良型bZ4Xは昨年10月に発売され、2025年度下半期に初めて日本国内の純電気自動車販売台数でトップに立った。今年3月には、この純電気SUVが日本市場で最も売れている純電気自動車として5ヶ月連続で首位を維持している。

米国市場では、トヨタのこの改良型純電気SUVは現地名「bZ」として販売されており、第1四半期の電気自動車販売台数はテスラのModel YとModel 3に次いで全米第3位となった。

トヨタはbZ4X(北米版bZ)に対して中核的な製品改良を実施した。航続距離の向上、充電速度の高速化、スマートテクノロジー装備の全面的なアップデートである。

2026年型トヨタbZの最大航続距離は314マイルに達し、旧型bZ4X比で25%向上した。新型車にはNACS北米標準充電ポートが標準装備され、オーナーはテスラの広範なスーパーチャージャーネットワークを利用できるようになった。

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